Never too late!特別なスキルがない40代でも独立はできる(前編)

人生100年時代。
残りの人生がまだ65年もあるということに気づいた35歳のえりか。
お金のためと思って仕事をしていたけれど、
本当にこれでいいんだっけ?と、自分の人生を見直し中。

副業についていろいろと調べていくうちに、
会社で働き続けることが全てではないと知ったえりかは、
ママの独立支援に詳しいファイナンシャルプランナーの黒須さんを訪ねました。

登場人物

黒須先生

女性を中心に、一生涯を見守るFPとしてmoney&キャリアのコンサルティングを行う。幸せになるためのお金の知識など幅広い資金計画とライフプランのアドバイスを手がけている。

えりか

自覚症状なし!買い物大好き女子。ちゃんとしてるつもりなのがややこしい。

専門的な仕事をしていなくても、独立はできる

こんにちは。今日はよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

早速ですが、会社を辞めて独立するママって、どんな人が多いんですか?

40代の方が多いですね。
人生の後半を考えるタイミングですし、介護で会社を辞めざるを得なかったりといった事情が重なったという方もいます。

私が35歳だから、もうちょっと先輩ですね。
どんなお仕事で独立する方が多いんでしょうか?

あくまでわたしの周りに多いという話なのですが、無形商材の事業でフリーランスとして独立する人が多い印象です。
カラーコンサルタント、コーチング、ファッションコーディネーターといった職種です。

やっぱり手に職がある人なんですね。
やっぱり独立前からそういうお仕事をやっていた方たちなんでしょうか?

いえ、前職は全く違うことをやっていた方も多いですよ。

え!それは意外ですね。

会社にいる間から勉強して資格を取って、土日を利用してお試しでやってみてから独立するパターンもありましたね。
マンションの1階のラウンジなんかで1日1~2時間、最初は友達に無料で受けてもらって経験を積んでいるみたいですね。

そうか、会社に勤めながら準備をするわけですね。

先に会社を辞めてしまうのは絶対に避けた方がいいです。
最初からうまくいくケースはほとんどないし、もしダメだったときに再就職が難しくなってしまうこともありますから。

たしかに。

2年くらいを準備期間と捉えて、会社で働きながら準備を進められるといいですよね。

独立後の仕事選び&学ぶための講座選びは慎重に!

ただ、資格を取ったり学んだりするための講座選びには注意が必要です。

どういうことですか?

なかには怪しそうなものもあって、トラブルになることもあるんですよ。

そういえば怪しげな講座の広告をFacebookで見たことがあるような…。

明確な見極め方はないですが、やたら簡単そうなものは避けた方が無難です。
それで食べていこうとしているのに、最初からラクなわけはないですから。

おっしゃる通りですね。

あとは全部がダメなわけではないですが、「好きなことで稼ぐ」といったアプローチも要注意です。
好きなことで稼げている方って、「好きなことをやっていたら、結果的に稼げた」という人が圧倒的に多いんですよ。

そういえば、この間お話を伺ったアクセサリー作りで副業をしている方もそんな感じでした。

始め方、売り方、売上げは? 趣味のアクセサリー作りを副業にした女性に聞いてみた

好きなことで事業をすること自体は大賛成なんですけどね。
ただ、好きなことからどうやって商売にするのか、その方法が明確でないものはちょっと心配です。

好きなだけじゃお金にはならないですもんね。
他に仕事選びで注意することはありますか?

やりたい仕事の先を見据えることですね。
えりかさんは「オートネイル」をご存知ですか?

ネイルを自動でやってくれる、みたいなことですか?

正解です。
ネイルのプリンターで、指を入れるとネイルが完成するんですよ。
こういった機械が普及したら、今後はどうなると思いますか?

ネイリストの需要が減りますね…。

その通りです。
今ある仕事がそのまま今後もあり続けるとはかぎらないんですよ。

需要がある仕事を選ぶか、ネイリストになるにしても、オートネイルではできない技術を身に付けるとか、ネイリストの話が超面白いとか、工夫が必要なわけですね。

そうですね。
AIの台頭もありますし、新しい仕事も増える。
そうなると「価値」を提供できる仕事が生き残って行くのではないでしょうか。

人のせいにしてしまうタイプは独立に向かない

独立はどんな人に向いてると思いますか?

独立するとあらゆることを自分で決めなければならないし、責任も自分で取らなければなりません。
だから物事を人のせいにしてしまうタイプの人だと厳しいのではないかと思います。

なるほど。

あとは生活リズムが変わるので、家族の理解を得ることが不可欠です。
個人を相手にするのであれば、仕事終わりの夜の時間帯や、土日に仕事が入ることが増えますから。

家族の理解かぁ。
どう説得すればいいですかね?

説得するのではなく、「私がこれをやると家族やあなたにこんないいことがあるよ」というアプローチで家族を巻き込めるといいですよね。

わかる気がします。

逆に、「協力してくれて当然」という考え方だと難しいと思います。

うわー。
私、めっちゃ思いそうです(笑)

要注意ですね(笑)。
でも意識は変えられるし、たくさんの女性にお会いしてきて思うのですが、何歳からでも新しいことは始められるんですよ。
60代で離婚を機にMBA取得した元専業主婦の女性は、「Never too late」と言っていました。

心強い…!

年齢は関係ないですし、今はやり方もいろいろあります。
やりたいことがあるのであれば、諦めないでほしいですね。

〜 後編につづく 〜

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ファイナンシャルプランナーが教える、独立時のお金の注意点(後編)

取材協力者

TEXT:mamachari編集部

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