母であり経営者。いつ起業したの?育児は?悩みは?ママ起業家のリアルな本音

人生100年時代。
残りの人生がまだ65年もあるということに気づいた35歳のえりか。
お金のためと思って仕事をしていたけれど、
本当にこれでいいんだっけ?と、自分の人生を見直し中。

女性による営業支援事業を展開する株式会社g-wicの新出愛華さんにお話を聞きました。

登場人物

新出愛華さん

株式会社g-wic 代表取締役社長
2011年に同社を設立。女性の強みを活かした営業支援事業を展開。

貯金10万円!26歳女子の挑戦

きょうはママであり起業家である新出さんからたくさん学ばせて頂きたいなと思ってます。
よろしくお願いします。

お役にたてるか自信はないのですが、なんでも聞いてください。

いきなりで恐縮なんですが、お腹すごく大きいですね!
いつご出産の予定なんですか?

今月予定なんですよー。

わーそれは大変ですねー!

そうですね、商談が3件入っているときもあるので、移動が一苦労です。

1日3件も…。
そんなときにお時間くださりありがとうございます!

早速ですがまず、起業されたのは何歳のときですか?

26歳のときに起業しまして、会社はいま8期目になります。

26歳で起業!若いですね。
そのときは独身ですか?

独身ですねー。
起業したときは貯金10万円しかなくて…やばいですよね(笑)。

貯金10万円で起業…若さゆえの突進力ですね。
どうして起業されたんですか?

昔から漠然と経営者になりたい、20代で起業したいと思っていました。

父が経営者で、母も自分でビジネスをしているので両親の、影響はあるかもしれませんね。

すごい!経営者一家なんですね!
起業することが普通な感じだったんですね。

そうなのかもしれません。
親に伝えたときも確かに「へぇ〜」って感じではありました。

給与は保証されていないので、とにかく必死!

最初はどんなお仕事からはじめられたんですか?

女性による営業支援事業で起業しました。

営業支援というのは、どんなお仕事ですか?

良い商品やサービスをもっていても、営業部隊をもっていない中小企業様を中心に営業のお手伝いをさせて頂いています。

なるほどー!
新出さんがお客さんに代わって営業するんですか?

そうです。
アポイントをとって、訪問・提案をして、受注する、そんな流れです。

なんでも営業できるものなんですか?

そうですね、BtoB営業であれば、基本的にはあらゆる商材やサービスを営業しています。

お一人で始めてどのように営業されていたのですか?

毎日事務所でギリギリまで電話営業してから、アポイントに訪問するために駅まで走ったり、携帯から電話営業したり、とにかく必死で営業していました。

すごい勢いですねー。

とにかく稼がないとやばいという想いで本当に必死でした。

前職で感じたことが事業アイデアに

営業はなんとなくタフな仕事だっていうイメージなんですが、なぜ女性による営業支援の事業を選んだんですか?

前職も営業支援の会社だったのですが、私自身が女性で営業なので、女性による営業支援部隊を立ち上げようと思い、別事業として立ち上げたところ反響がよかったんです。

へー、どうして反響がよかったんですか?

男性の方もロジカルで素晴らしいプレゼンテーションをされる方は多いのですが、新規開拓だとどうしても警戒されてしまって本音を聞き出すことができないというニーズに着目しました。

あー、たしかにそれはありますね。
家を探してたときの不動産営業の男性とはあまり打ち解けられなかったなぁ…。

そうですよね。
一方で、女性は相手に共感しながら傾聴していくことに強みを持っていると思っています。
それを活かして、うまくニーズをキャッチアップし提案、受注につなげることはとても意義があると思いました。

女性の方だとなんでも話しやすいというのはあると思います。

あとは、20代で頑張っている女性の営業の方が、産休育休に入られ、そこから復帰して30代もキャリアを積んでいけるようなフィールドがあまりに少ないと思ったことも起業のきっかけです。
そこを是正していきたいですね。

言われてみると、30代で子育てしながら営業している友達はほとんどいないですね。

ママ起業家のリアル

もちろん楽しいことばかりではありませんよ。
しばらくこどもの寝顔しか見ていない時なんかもありますし。

え!そんなに夜遅くまでお仕事されているんですか?

夜打ち合わせや社員メンバーからの相談などがあり、夜10時、11時とかになることもありますね。

それは大変ですね…。

一度、こどもを抱っこしようとしたら後ずさりされたことがあります。
世のお父さんの切ない気持ちがわかりました(笑)。

切ない…。
そこまで頑張れるモチベーションは何ですか?

モチベーションが何かを考えたことはないですねー。
「なんでそんな大変なことやるの?」と言われますけどね(笑)。

自分がやると決めたことですし、ついてきてくれている社員もいますしね、自分のモチベーションより社員のモチベーションをどう維持するかしか考えてないです。

新出さんすごいですね…。
昔からそうなんですか?

仕事イヤだなー、だるいなーって感じたことはないんですか?

会社員のときから仕事をイヤだと感じたことはないですね。

起業したいから修行させてもらっているという話ありますよね。
わたしもまさにそれですね。

起業するための修行と捉えていたのでなんとも思いませんでした。

鉄人ですね。
わたしなんか不平、不満ばっかりですよ(笑)。
鉄人になってみたいです。

辛いと感じるときはないんですか?

あるに決まってるじゃないですかー。
一番は社員が体調不良になったときが辛いんですけどね 泣

やっぱり女性だと体調不良になりやすいですよね。

そうなんですよ。
今フレックス制度も取り入れて、出来る限り長時間勤務にならないように工夫はしているんですけどね。 

毎日健康で働けるような環境づくりに、試行錯誤です。
もちろん売上も立てていかないとですから。

後編を読む

妊娠・出産とブランド立ち上げを両立したママ起業家が考える「ママ+起業」に必要なこと

TEXT:mamachari編集部

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