Webプロデューサーがバッグブランドをスタート!”なんとなく”からフリーランスになった女性の話

人生100年時代。
残りの人生がまだ65年もあるということに気づいた35歳のえりか。
お金のためと思って仕事をしていたけれど、
本当にこれでいいんだっけ?と、自分の人生を見直し中。

会社員を経て独立して、Webコンテンツの企画制作や女性フリーランス向けメディア「Rhythmoon」の運営、働く女性の声をもとにバッグを開発している小野梨奈さんにお話を聞きました。

登場人物

小野 梨奈さん(40歳)

合同会社カレイドスタイル代表
Webプロデューサー/サイエンスエディター
3児の母。
ウェブメディア運営企業での編集業務を経て、30歳を目前に独立。
企業のWebコンテンツの企画制作のほか、女性フリーランス向けメディア「Rhythmoon」の運営、働く女性の声をもとに開発したビジネスクラッチバッグ「Riz Clutch」のプロデュースをしている。

えりか

自覚症状なし!買い物大好き女子。ちゃんとしてるつもりなのがややこしい。

フリーランスになった理由は「なんとなく」

梨奈さんはどうして独立したんですか?

独立前は、ウェブメディアを運営している会社に勤めていました。
大好きなメディアでしたが、元々関心のあった「女性のキャリア」をテーマにしたコンテンツ企画・制作に関わりたいと思ったのが大きいです。

尊敬する上司が「フリーランスでもやっていけるんじゃない?」と背中を押してくれたり、辞めることを伝えたところ「外注でやらない?」と提案していただいたりしたことがきっかけで、とりあえずフリーランスになりました。

成り行きだったんですね。

そうなんです。
そのぶん、苦労も多かったです。

請求書の書き方も分からないし、仕事を受けても入金が先だなんてことも知らなかったので、最初はキャッシュフローがめちゃくちゃでした。

最初は前職から仕事を受けていたんですよね。
他の仕事はどうやって?

会社員時代に担当した仕事をまとめたポートフォリオを作って、知り合いのウェブ制作会社に営業メールを送ったり、転職した元同僚に営業したりしました。

仕事がなくて困るというよりは、ご依頼いただけるのがありがたくて計画性もなく引き受けすぎてしまって、休みがほとんどなかった感じでした。

たしかに。
私、絶対断れないな…。

さらに独立した直後に妊娠が発覚してしまって…。

なんと!

「独立したばかりなのにいきなり産休?」と思われたらどうしようと考えたら、怖くてまわりには言えなかったですね。
幸い体調は良かったので、仕事は臨月まで普通に続けました。

会社も辞めているし、ゆっくり休もうとは思わなかったんですか?

思わなかったです。
フリーランスとしての土台を早く固めたかったですし、当時は結婚や出産を機に辞める同年代の女性が多かったのですが、私は子どもができても仕事を続けたかった。

初めてのことで、産後どのくらい仕事ができるかもわからなかったので、第一子のときは、出産前に仕事はすべて一区切りつけるようにしました。

今はあらゆる仕事でフリーランスとして活動できる

フリーランスだと産育休はないですよね?

はい。
仕事は産後4カ月くらいで再開しましたが、思うように仕事と育児の両立ができず、悶々としていた時期もありました。

そこで、他のフリーランスのママはどうしてるんだろうと思い、mixiでコミュニティを作ったんです。

mixi!
懐かしいな〜。

集まったメンバーでオフ会をしてみたところ、すごく盛り上がって。
みんな同じく悩んでるんだな」と感じたことが、女性フリーランス向けメディア「Rhythmoon」を立ち上げるきっかけになりました。

フリーランスといっても、100人いれば100通り。
みなさんどのように壁を乗り越えながら自分のスタイルを作っていったのかをインタビューをして記事化していきました。

Rhythmoonの読者は、フリーランスのママが多いんですか?

そうですね。
30~40代の方がメインの読者です。

みなさんどんな仕事をしてるんですか?
エンジニアとかライターとか、手に職系の人が多いイメージがあるんですが…。

Rhythmoonの読者の多くは、編集者、ライター、イラストレーター、デザイナー、フォトグラファーなどのクリエイティブ職の方が多い印象です。ですが今は、いろいろな職種の方がフリーランスで活躍されていますよね。

最近では、営業代行や広報支援、秘書業務などをフリーランスとして請け負っている方もいらっしゃいます。

事務職でもフリーランスになれるなんて知らなかった…!

アパレル未経験の素人だけど、バッグブランドをスタート!

梨奈さんは「Riz Clutch」ってブランドでバッグも作ってるんですよね。

はい。
2年前に、Rhythmoon内で働く女性の声をアンケートで集めて商品開発を行いました。

アンケートでは、どんな声が集まったんですか?

「カバンの中がいつも散らかっていて、訪問先で名刺ケースがなかなか出てこない」「ランチ時やプレスイベントのときなどに貴重品だけさっと持ち運びたい」といった声が多くでました。

それで、持っていて気分があがるようなオシャレなバッグインバッグを作ろうというプロジェクトがスタートしました。

それでRiz Clutchを作ることになったわけですね。

ただ、梨奈さんはアパレル経験ないですよね?

はい。
素人で何もわからなかったので、やりながら今も学んでいるといった感じです。

最初は何から始めたんですか?

プロジェクトメンバーと一緒に、紙や布切れでプロトタイプを作りました。それをベースに、フリーランスの縫製職人に相談にいき、サンプル製作をお願いしました。

商品ができるまでの様子は、「リズムーンの商品開発室」で記事を公開していました。

おぉ、ここでもフリーランスの方々が活躍するわけですね!

販売はウェブで?

当初は、ウェブやイベントでの直販しか考えていませんでした。

ですが、2017年に出会った女性経営者4人とともに、「ラク美(=ラクして美しく)」というプロジェクトを立ちあげることに。
クラウドファンディングで資金を募り、百貨店に期間限定ショップを出店しました。

すごい!

百貨店での販売は、夢にも思っていなかったので、とても貴重な機会でした。

店頭のポップを作ったり、接客したり…と、すべて初めてのことばかりで大変な部分も多かったですが、とてもよい勉強になりました。

経験がなくてもバッグのブランドが立ち上げられるなんて、思ってもみなかったなぁ。

なにもわかってなかったからできたのかもしれません。
「こういうバッグがあったらいいな」が全てのモチベーションですね。

〜 つづく 〜

後編はこちら

女性フリーランス向けメディア運営者に聞く、独立したい人に知っておいてほしいこと

TEXT:mamachari編集部

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