2019.01.10

minne人気作家は2児の母!趣味で作ったアクセサリーが月20万円売れるようになるまで

人生100年時代。
残りの人生がまだ65年もあるということに気づいた35歳のえりか。
お金のためと思って仕事をしていたけれど、
本当にこれでいいんだっけ?と、自分の人生を見直し中。
今回は趣味のアクセサリー作りを仕事にしていきたいと話す、皆川亜紀さんを訪ねました。

登場人物

皆川亜紀さん(39歳)

山形県在住、2児の母。
理容師として仕事をしながら、32歳の時に始めたアクセサリー作りでも収入を得ている。

https://minne.com/@aki-handmade
https://www.instagram.com/aki__handmade/

えりか

自覚症状なし!買い物大好き女子。ちゃんとしてるつもりなのがややこしい。

売れっ子作家はコンセプトがはっきりしている

亜紀さんは理容師なんですね。
アクセサリー作りはいつからやっているんですか?

7年前くらいですね。
心労がたたって体調を崩してしまったときに、「一人で何かに没頭できる時間を作ったら?」って友人が助言をしてくれて。
いろいろやってみる中でハマったのが、アクセサリー作りでした。

最初は趣味で?

そうですね。
最初は友達にプレゼントしたり、近所のフリーマーケットに出たりする程度でした。
でも、やっていくうちにだんだん野望が広がっちゃって。

野望!
欲が出てきたわけですね。

まずはちゃんとブランド化したかったので、「Aki..handmade」という名前をつけて活動をはじめました。

2018年からはより高みを目指していこうと思って、糸口という意味の「clue」という名前に改名しています。
作品からキレイやかわいいの糸口を見つけてもらえたら良いなと思って。

「minne」のページ、すっごいかわいいです…!


出典:minne(https://minne.com/@aki-handmade

ありがとうございます。
販売は3年前くらいに開始しました。
でも最初は全然売れなかったんですよ。

すごい数の作品が出品されてますもんね。

どうやったら売れるんだろうと思って、まずはひたすら売れっ子作家さんの写真をチェックしましたね。
アクセサリーの見せ方を研究しているうちに、売れているブランドはコンセプトがはっきりしていることに気づきました。

なるほど。
コンセプトをはっきりさせるために、亜紀さんは何をしたんですか?

写真を頑張りました。
色味や構図を研究して、いいなと思った要素を取り入れつつも、自分のスタイルを少し加えることを意識して。

写真、本当にステキですよね〜。
撮影はスマホ?

ファミリー向けの一眼レフです。
5万円くらいだったかな。
最近は4倍くらいの価格の、プロも使うような本格的なカメラに買い替えました。

それだけ写真にこだわってるってことですね。
うちにも娘が産まれた時に買った一眼レフがあったな〜。

デザインでこだわっていることはありますか?

自分の色を必ず入れることですね。

気になる作家さんの作品はよく眺めていて、「こういうのが流行りなのかな~」ってインスピレーションを受けることはありますが、絶対に真似はしません。

”亜紀さんの色”は何ですか?

「華奢」です。
大きいパーツを使っていたとしても、どこかに必ず華奢な要素を入れています。

minne、委託販売、イベント出店。気になる売上額は…?

売れるようになるきっかけはあったんですか?

コンセプトをはっきりさせることを意識して頑張っていたら、始めて1年経たないくらいの頃に、運良くminneのトップページのピックアップに掲載されたんですよ。
フォロワーがグッと増えて、売上も伸びました。

努力が実りましたね!

ところで、ぶっちゃけ、売上はどのくらいあるんですか?

minneに出し始めた当初は月1~2万円くらいでした。
このくらいにしかならないなら、もうやめようかなと思ったくらいです(笑)。

ピックアップに掲載されて売上が伸びてからは、平均で月8万円くらいですね。

ちなみに最高額は…?

20万円くらいです。
1回だけですけどね。
少ないときは3万円前後なので、波が結構あるんですよ。

minneの他に、デパートに委託販売したり、イベントに出店すると売上は伸びますね。
ただ、遠征する場合の交通費や委託販売の手数料、材料費など、引かれていくものもかなりあります。

委託販売とかイベント出店って、どういうきっかけでやるものなんですか?

私の場合はminneのイベントで名刺交換した人からのお声がけがきっかけですね。
「興味あったらやりませんか?」ってインスタでDMをもらったんです。

出会いは大事ですね〜!

息子は高校2年生と中学3年生なので、もう大きいから遠出もしやすいんですよ。
小さい頃も近所のフリマに連れ回していました(笑)。

アクセサリーの仕事だけで食べて行くために、基盤を強化したい

理容師の仕事と、アクセサリーの仕事、それぞれにかけている時間の割合はどのくらいなんですか?

アクセサリーが5割、理容師が2.5割、ラジオパーソナリティが2.5割ですね。

ラ、ラジオパーソナリティ…!?

4年前に隣の市にラジオ局が開局したんです。
販路が拡大するかもしれないし、話すのもうまくなりそうだから、「やってみようかな」と思って。
それで約2年前にパーソナリティーに応募してみたんです。

いろいろなチャンスがあるものですね〜。

でも制作時間が削られてしまうので、今は減らしています。
ゆくゆくはアクセサリーの仕事だけで食べていけるようになりたいですね。

アクセサリーの仕事だけでやっていくのは、今はまだ難しいんですか?

基盤をもっとしっかりしないといけないと思っています。
今はminneとcreemaのみの販売ですが、ここも広げる必要があるのかなと。

利幅の高い1点モノを増やしたり、ワークショップをやったりもしたいと思っています。
ワークショップのお話はいただくんですけど、今は本業の理容師の仕事があるから日程がなかなか合わなくて。

ワークショップはラジオパーソナリティーの経験が活かせそうですね。
亜紀さんのワークショップ、楽しそうです。

ありがとうございます!

「材料費が取れればいいや」という値段のつけ方では仕事にならない

亜紀さんは、売れる人、売れない人の違いはなんだと思いますか?

趣味でやっているか、仕事でやっているかの違いだと思います。
地元で仲良しのminne人気作家さんに、「仕事としてやりたいなら、安くすべきでない」とアドバイスをもらったんです。
趣味でやっている人は「材料費が取れればいいや」という値段のつけ方になりがちなんですよ。

なるほど…!

彼女には「材料費以外にも、デザイン費、制作費、手間代、台紙などのコストも値段に含めなさい」とも言われました。

材料費だけじゃ利益は出ないですもんね。

あとは販売する地域も考慮しないといけないと思っています。

私のアクセサリーは東京では平均的な価格だけど、地元だと高いんです。
流行が遅れてくるから、いずれ地元も値上がりしていくと思うんですけどね。

地域差なんて考えたことなかった…。

考えないですよね。
私も知らずに横浜のイベントに出店したら、安いってめちゃくちゃ言われました(笑)

初めて自分でやりたいと思ったのがアクセサリー作り
始めるのに年齢は関係ない!

改めて、アクセサリーのお仕事は、どんな瞬間にやりがいを感じるんですか?

やっぱり、喜んでもらえる瞬間が何よりうれしいです。
ネットでやりとりしていた人が、イベントに購入したアクセつけて来てくれたことがあって。
もう、涙が出るほどうれしかったです。

感激…!

アクセサリーを作り始めた当初は、同居している両親から遊んでいると思われていて、なかなか認めてもらえなかったんです。

でもフリマやminneの売上を地道に報告して、やっと応援してもらえるようになりましたね。

本気度が伝わったんですね。

もっと若い時にやっていればな」とか「こんな年から始めても…」って思っていたけれど、始めてみたらどんどんやりたいことが出てくるんですよ。

始めるのに年齢は関係ない。
やりたいことがあるなら、年齢を気にせずにやったらいいって本当に思います。

そういうふうに言える大人って、すごくステキです。

理容師は家業だったから、自然とその道に進んだんですよ。
だからアクセサリー作りは、初めて自分でやりたいと思って始めたことなんです。

もうすぐ40歳なのに、こんなことをしてて大丈夫かな?って思うこともあるけれど、これからも頑張って続けていきたいですね。

〜 おわり 〜

TEXT:mamachari編集部

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