ママが社会復帰するために必要な3つのポイント

登場人物

江成先生

一般社団法人日本シングルマザー支援協会(横浜市)代表理事。
日本で最大のシングルマザーコミュニティを運営し、ソーシャルアントプレナーとしての役割を担う。

えりか

自覚症状なし!買い物大好き女子。ちゃんとしてるつもりなのがややこしい。

前回の記事

わたしが?!ママが離婚に備え経済力を持つべき理由

いま働いていないママが復帰するための3つのポイント

だれでも離婚する可能性はあるから、それに備えて経済力はもっておいた方が良いんですね。
いまお仕事していないママが社会復帰するには、なにをすれば良いのでしょうか?

1番は夫さんとよく話し合うことです。
経済力は世帯で見れば良いんです。
世帯のなかで夫婦がそれぞれどんな役割を担うか、どちらかが病気になったときにどう対応するか。
こういうことを互いに話し合って、覚悟を持ち合わせている状態が一番幸せです。

お互いが理解しあっていたら幸せですよね。
それだったら離婚にもならないでしょうし。

しっかり話し合う、とことん話し合う、そして互いを尊重する。
それができれば、つぎはお子さんを自立させる教育をすることです。

自立というと、具体的にはなにを教えれば良いのでしょうか?

「こどもに◯◯してあげたい」ではなく、こどもが1人でもなんでもできるようにさせておくという教育です。
そうでなければ働けません。
学童が小学校3年生までなので、3年生ぐらいからは1人でお留守番ができるように、など。
小さいときから教育していれば、こどもはバカじゃないのですぐできるようになります。

スキルにも不安を感じる人は多いと思います。
わたしも後悔することがありますし。
もっと資格とってればよかったなーって。

スキルは会社に勤めれば覚えられます。
スキルでつまづくことはほとんどなく、つまづく方のほとんどがマインドによるものです。

スキルじゃないんですね!

たしかにスキルによって選択肢はかわってきます。
英語や大学卒業などの条件が求められるお仕事がありますので。
しかし、そうした資格が不要なお仕事はたくさんあります。

資格・スキルがあれば仕事はたくさんあると思ってたんですけど、それだけじゃないのか。

新たに資格をとって社会復帰しようとする女性は多いのですが、「それお金にならないよね?」という資格を取っている方も多いです。
そうではなく、看護や介護など仕事に直結するスキル・資格をわたしたちは推奨しています。

いまは人手が不足してる業界、会社はたくさんありますからね。

そうなんですよ。
あと、最近は在宅でお仕事ができるフリーランスとして働くことを希望する傾向が強いのですが、それは集客ができなければ仕事になりません。
そこの視点をもつべきですね。

いまお仕事をやめたママが社会復帰するには、夫ととことん話し合うことこどもを自立させることマインド、この3つが大事なんですね。

「女性活躍」に向けて社会と夫に求めること

それだけではなく、社会全体が変わらないと難しいのが事実です。
社会と夫さんの理解。
ここがまだまだ不足しています。

でも最近、女性が活躍してる会社が増えたイメージがあります。
求人サイトを見てると女の人が載ってるものをたびたび見かけます。

「うちの会社は女性がたくさん活躍してるよ!」と言って、20代・30代の独身の女の子がワーっといる会社がありますよね。

ありますねー。

ぜんぜん構わないのですが、それは本質的な「女性活躍」ではありません。
女性の働き方でいうと、自己肯定が必ず下がる時期があります。
それは、こどもを産んで家にいるときです。

すっごくわかります!
わたしも、こどもの保育園お迎えがあるから時短でしか働けなくて、でも本当は独身のときみたいにフルで働きたいってモヤモヤしてた時期がありました。

20代・30代の女性が笑顔で働いているのであれば、会社では言わないけど、復職した女性の悩みに耳を傾けてほしい。
時間はかかりますが、そういう社会になれば本当の意味で「女性活躍」が実現することになるでしょう。

夫って社会を構成する1つの要素ですよね。
その夫の理解を深めるにはどうすれば良いのでしょうか?

「ありがとう」ばっかり言ってれば良いです。

それだけですか?(笑)

まともな状態であれば感謝に対しては感謝で返すはずです。
夫は「ありがとう」と言われることで、女性に対しても感謝を示すようになり、その感謝が相手を理解しようとする気持ちにつながると思います。
お互いが理解しあうことが一番幸せな状態ですので、そのきっかけとして「ありがとう」と言ってあげることが大切です。

感謝で返されることを信じて言ってみたいと思います。

シングルマザーというのは他人事と考えず、もし自分がそうなったときに備えて経済力をもっておくことが重要です。
えりかさんも育児に仕事に大変だと思いますが、ぜひそのまま頑張ってください。
えりかさんが頑張って働いている姿がお子さんや夫さんに必ず良い影響を与えますので。

とっても勇気をいただけました!
がんばります!
きょうはありがとうございました!

取材協力者

HPを見る

TEXT:mamachari編集部

Related article

関連記事

Ranking

ランキング