あなたの年齢に応じた最適な運用を!ターゲットイヤー型の投資信託とは

“なんとなく貯金”を続けていためんどくさがりのあきえ。
しかしCFP®杉山夏子さんに相談したのを機に
ほったらかし投資に関心をもつように。

投資信託の選び方について相談するため
ふたたび杉山さんの元を訪れました。

前回の記事

初心者ママ必見!投資信託のリスクと手数料はここでチェック

登場人物

杉山先生

お金の相談数は年間50組以上!
日本FP協会 CFP®資格を保有。

あきえ

38歳、正社員・WEBデザイナー
世帯年収600万円(旦那200万円・あきえ400万円)
子供1人・4歳男
貯金300万円(別で学資保険200万円契約)
投資経験なし

ターゲットイヤー型の投資信託とは

ターゲットイヤー型(ターゲットデート型)と呼ばれる面白いタイプの投資信託もありますので、簡単に紹介しますね。

ターゲットイヤー?
かっこいい名前ですね。

自分が60歳になる年をターゲットにして運用する投資信託のことです。
iDeCo(イデコ)などの確定拠出年金の口座でよく見られるタイプの投資信託です。

ターゲットにして運用する、というのがいまいち…。

あきえさんはいまおいくつですか?

38歳です。

でしたら、60歳まで22年なので、2040年に60歳ということですね。

そうですね。

2040年になって、あきえさんが60歳になって投資信託を換金したときにしっかり収益を得られるように運用しますよ、という意味ですね。

年齢によって変化するリスク許容度

んー?
それはターゲットとする年が2050年になると、なにか変わるんですか?

変わります。
運用期間が長くなりますので、その分リスクを取ることができます。
値動きの大きい商品に投資をしても、安定した収益を狙えるということです。

運用期間が長くなると、どうしてリスクが取れるようになるんですか?

それは前にお話しした、「長期・積立・分散」のポイントをおさえて”ほったらかし運用”を続けることでお金が1.4倍になるのと同じ話です。

家計見直しでつくったお金を1.4倍にする方法と心構え

短期で見てしまうと値動きの激しいマーケットでも10年、20年という長いスパンで見ればマーケットがプラスに成長しているため、結果的にリスクを減らすことができるということです。
一般的に若い人ほど、この先稼ぐ力は高いですが、その一方で貯蓄や投資に回すことのできるお金は少ないです。
額が小さいうちはリスクを取ってリターンを得られる可能性を持っておくのです。

だから、2040年をターゲットにした投資信託よりも、2050年ターゲットの方がリスクを取れるんですね。
なるほどー。

逆に、2020年をターゲットにした場合は残り1年半しかありませんので、値動きが小さい金融商品にしか投資できません。
値動きが大きい外国株式に投資したとしても、1年半の短期ではリスク分散が不十分ですよね。

なるほどー。
ターゲットの年によって、運用する商品の中身を変えていくんですね。

その通りです。
運用する商品の中身をブレンドといって、リスクとリターンのバランスを見てブレンドを変えていきます。

投資の目的は使うこと

投資信託ってほんとにたくさんあるんですね。

「iDeCo」や「つみたてNISA」のように税制優遇制度を知って満足するのではなく、その制度を活用しないと意味がありません。
なので中身の投資信託を選ぶというのは非常に重要なフェーズとなります。

わかります…。
実際、わたしもお得な制度を知っただけで満足しちゃってました。

さらには投資は最終的に使うためのものなので、しっかり換金することを想定することも大切です。
投資をはじめて増やすばかりを考えるのではなく、使うこともイメージすると良いと思います。

すっごくためになりました!
もっと自分でいろんな投資信託を調べてみたいと思います。
またわからないことがあれば相談させてください。

ぜひぜひ、いつでもご相談ください。

ありがとうございました!

~ おわり ~

取材協力者

TEXT:mamachari編集部

Related article

関連記事

Ranking

ランキング