これが良い!と素人ママがガチで選んだ投資信託7本はプロからどう見えるのか?(前編)

15年後に350万円を蓄えるというゴールに向けて、
運用する投資信託を選んでくるという宿題をもらったゆうか。
自分なりに考えて宿題を終えたゆうかは、
ふたたびファイナンシャルプランナー高木典子さんの元を訪れました。

登場人物

高木先生

外資系投資銀行など金融業界からFPに転身。
日本FP協会 CFP(R)資格を保有。

ゆうか

バリバリ営業ができるリッチ貧乏。プライドが高い超浪費家。

前回の記事

口座はこれ!金融機関はここ!投資信託を選ぶときのポイント

自分のリスク許容度を把握してから投資信託を選ぶ

宿題やってきました!

実際に投資信託を探してみてどうでしたか?

すーっごくむずかしかったです!
情報が多すぎて何が良いのか途中でわからなくなっちゃって大変でした。

実は、商品を選ぶまえに自分がどれぐらいリスクを取れるのかを考え、資産ごとの配分を決めてから(ポートフォリオといいます)商品選びを始めるのが本来の方法なんです。

え、そうなんですか?

でも商品選びの方向性を限定しない方が、ゆうかさんが考えないといけない機会が多くなって良い勉強になるだろうなと思いまして。

狙い通りすっごく悩みましたよ…。
でもちゃんと考えてきました!

一生懸命考えて頂いたようで嬉しいです。
ではどんな投資信託を選んだのか教えてもらえますか?

この7本にしました。

ゆうかが選んだ投資信託

インデックス型

  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス
  • 楽天・新興国株式インデックス・ファンド
  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

アクティブ型

  • セゾン資産形成の達人ファンド
  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  • コモンズ30ファンド

※購入を推奨する意図ではございません。

たくさん選んできましたねー!
これらを選んだ理由は?

インデックス型についてですが、日本がこれから大きく伸びるとは思わないので、日本市場に投資するものは外しました。

インデックスは市場そのもの

日本が伸びないと思うのはなぜですか?

少子高齢化とか、人口減少とかですね。
もちろん個別にみると大きく成長する会社はあると思うんですが、全体では大きく伸びる可能性は低いんじゃないかなと思って。

なるほど。
インデックスは市場そのものですから、そのお考えであれば日本の株式に合わせるインデックス型を選択肢から外されたのは正しいと思います。

ほんとですか!よかったです。

逆に先進国や新興国は人口がどんどん増えてるって聞くのでまだまだ伸びると思って、この2本を選びました。

  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス
  • 楽天・新興国株式インデックス・ファンド

新興国値上がりが期待できる一方、市場が不安定な国も多く値動きが大きいのでそういったリスクも踏まえた上で投資してくださいね。

どういう運用をしていきたいか?

この投資信託を選んだ狙いはなんですか?

  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

これは8つの資産にバラバラで投資できるんですよ。
なので、これ1本買えば地域分散、資産分散っていう先生に教えてもらったポイントをおさえられるなと思って選びました。

「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) 」はバランス型と言われるタイプで、仮に先進国株式が値上がりして割合が高くなってきたら、保有している先進国株式を売却して割合を整えます。

逆に、保有してる株式が値下がりしたらどうするんですか?

その場合は、資産割合が減ることになるので、買い増すことによって割合を引きあげます

値下がりしてるのに買い増すんですか?

ドルコスト平均法の考え方と同様で、”安く量を買える”と考えるんです。

なるほど!良いですね、バランス型!
勝手にやってくれるし楽で良い

自分はこういう割合で保有したいんだ!っていう方にはおすすめですね。
でももし、自分でできる人なら自分でバランス型ファンドを作ってほしいと思います。

自分で作る?!
どういうことですか?

バラバラの投資信託を自分で組み合わせるということです。
そうすると自分でタイミングをコントロールできます。

例えば、株式が上がっていて、債券が下がっているとき、金利が引き上げられると、大きなリスクを取って株式を買うより、金利が高いなら比較的安全な債券を買ったほうが良いという人が増え、株式から債券に資金が流れる。

結果、株式が値下がりし、債券が値上がりする状況です。

お金が必要になったとき、とりあえず債券だけ売却できたら良いと思いませんか?

そうですね。
株式はもう少し待っていたいと思うかも。

そうですよね。
でもバランス型はあらかじめ資産ごとの割合を決めて運用しているので、特定の資産だけ売却することができません。

一方、メリットとしては一つで分散投資ができるので、値段の動きは株式だけ入れているよりマイルドになりますし、ゆがんでしまった配分を自動的に戻してもらえるという安心感はあります。

なるほど!

それぞれ長所短所がありますので、どちらを選ぶかはその方の好みによるものなので、自分で気にせずほったらかしにしたいという人はバランス型の方が相性が良いでしょう。
ゆうかさんはどういう運用をしていきたいですか?

わたしは自分でコントロールできる方が良いですね。

それでしたらバランス型は外しても良いかもしれませんね。
ただ、資産が株式に寄っているので、リスクをおさえるために債券の割合をもう少し高めても良いと思います。

どうして債券を入れるとリスクがおさえられるんですか?

〜 つづく 〜

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さっすがだなー!投資初心者が見ないけど、プロが見る投資信託のツボ(中編)

取材協力者

TEXT:mamachari編集部

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